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AWS Lightsailのスナップショットとは?バックアップと復元方法を初心者向けに解説

AWS Lightsailのスナップショットについて、WordPressやDocker環境のバックアップを考えるポイントと、作成・復元の基本的な流れを図解を交えて整理します。

この記事でわかること

  • スナップショットを使ったバックアップの目的を理解できる
  • WordPressやDocker環境でバックアップ前に確認したい点を整理できる
  • スナップショットの作成から復元までの基本的な流れを把握できる

AWS Lightsailのスナップショットとは

AWS Lightsailのスナップショットは、インスタンス、データベース、ブロックストレージディスクを特定時点の状態として保存する機能です。インスタンスのスナップショットには、システムディスクのコピーと、元のインスタンス構成を複製するための情報が含まれます。スナップショットを基に、新しいLightsailリソースを作成できます。

WordPressの更新やDockerイメージの入れ替え、設定ファイルの変更では、意図しない停止や不具合が起きる可能性があります。大きな作業の前にスナップショットを作成しておくと、作業前の状態へ戻すための選択肢を用意できます。

ただし、スナップショットで保存される範囲と、アプリケーション全体のバックアップ範囲は同じとは限りません。外部データベース、DNS、シークレット、外部ストレージなどを利用している場合は、それぞれのバックアップ方法も確認します。

バックアップを作成する前に確認すること

  • WordPressやDockerのデータが、システムディスクや追加ディスクのどこに保存されているか確認する。
  • データベースがLightsail内にあるのか、外部サービスを利用しているのか整理する。
  • どの時点へ戻したいか、許容できる停止時間はどの程度かを決める。
  • 作成日時や用途が分かる名前を付け、スナップショットを識別できるようにする。

スナップショットは作成時点のコピーです。作成後に追加したファイルやデータは含まれないため、復旧要件に応じてデータベースのエクスポートやアップロードファイルの別バックアップも検討します。

AWS Lightsailでスナップショットを作成する基本手順

  1. Lightsailコンソールで、対象のインスタンスを選択する。
  2. インスタンスの「スナップショット」タブを開く。
  3. 手動スナップショットの作成を選び、名前を入力して実行する。
  4. 作成処理が完了し、一覧から保存状態を確認する。

AWS公式手順では、Linux/Unixインスタンスの画面からスナップショット名を指定して作成します。スナップショット名は、同一リージョン内のLightsailアカウントで一意にする必要があります。

本番環境で作成する場合は、作成中のアプリケーションへの影響やデータ整合性を確認してください。データベースへの書き込み中など、アプリケーションの状態によっては、アプリケーション側でバックアップ手順を追加する必要があります。

スナップショットから環境を復元する基本手順

Lightsailでは、スナップショットを基に新しいインスタンスなどのリソースを作成して復元する流れが基本です。既存インスタンスをその場で過去の状態へ上書きするのではなく、新しい復元先を用意して確認後に切り替える方法は、切り戻しや比較がしやすい点が利点です。

方法確認しやすさ注意点
既存環境を変更する構成が増えにくい切り戻しや作業影響を慎重に確認する
新しい環境へ復元する元環境と比較しやすいDNS、固定IP、接続先などの切り替えが必要になる場合がある
復元方法を検討するときの観点
  • 復元に使うスナップショットの作成日時と用途を確認する。
  • WordPressの表示、管理画面、データベース接続を確認する。
  • Dockerコンテナ、ボリューム、環境変数、ネットワーク設定を確認する。
  • 必要に応じてDNSや外部サービスの接続先を切り替える。

運用で失敗しないためのバックアップ設計

  • 設定変更、アップデート、デプロイなど、作業単位で取得タイミングを決める。
  • 保存期間、不要なスナップショットの削除担当、命名規則を決める。
  • 可能な範囲で復元テストを行い、手順や確認項目の不足を見つける。
  • 復元後の確認項目を文書化し、担当者が変わっても作業できるようにする。

Lightsailでは、手動スナップショットに加えて、Linux/Unixインスタンスやディスクの自動スナップショットも利用できます。自動スナップショットは最新のものを一定数保持する仕組みですが、保持期間や料金は利用状況と仕様を確認して設計します。

料金については、Lightsailの料金ページでスナップショットストレージが案内されています。リージョンや保存容量によって変わるため、運用開始前に最新の料金と削除条件を確認してください。

参考